OB・OGメッセージ

派遣員 ベトナム大 梶原萌音さん

ベトナム

一般事情

一般事情
面積:32万9,241平方キロメートル
人口:約1億30万人)
首都:ハノイ
民族:キン族(越人)約86%、他に53の少数民族
言語ベトナム語
宗教:仏教、カトリック、カオダイ教他

                外務省HPより

ベトナムの民族衣装:アオザイ

プロフィール

氏名  :梶原 萌音さん
赴任公館:在ベトナム日本国大使館
職種  :派遣員
在職期間:2021年3月~2023年3月
 

ご赴任前は何をされていましたか?簡単に教えてください。
神田外語大学外国語学部アジア言語学科の3年生でした。

帰国後のご状況を教えてください。
帰国直後は復学し、卒業後の現在は、株式会社ニトリの社員として沖縄県の店舗任務しています。

*派遣員制度はどのようにお知りになりましたか?
偶然入ったゼミに、偶然派遣員経験者の先輩が任期を終えて復学されて、派遣員経験談を伺う機会があり、在外公館派遣員制度を知りました。

*派遣員を希望した理由は何ですか?
コロナ禍で唯一、海外へ行くことができる手段だったからです。
赴任したのが2021年でまさにコロナのピークでした。大学生時代の一番の目標であった海外留学はコロナ感染拡大により叶いませんでしたが、偶然派遣員制度と出会い、この制度ならこの時期に渡航可能であることを知り、チャレンジせずにはいられませんでした。
また、調べれば調べるほど、今まで学んだ知識をストレートに活かせる唯一無二の機会であることが分かり、今の自分を試す、そして必ずこれから成長出来ると信じ、希望しました。

*担当事項・業務内容等、実際に現地でされていたお仕事について教えてください。
官房班に所属し、主に便宜供与(フライト、宿舎、配車等の手配及び空港支援)、通訳、ドライバー管理、館員休暇管理を、自分を含め派遣員二名で分担しながら担当していました。

*実際に経験されて、派遣員の魅力はどんなところだと思いますか?
大きく二つあります。
一つは、語学力を試す、そして伸ばす学びの機会が常にあること。
外語大学の在学生としての派遣だったため、語学力としては着任後すぐに即戦力となるとは言い難かったと思いますが、毎日上司や現地スタッフのベトナム語と英語に囲まれ、交渉の仕方やプライベートな会話を近くで聞いたり自分が実際に話す中で気づかないうちに語学力は上がっていたと感じます。
そしてもう一つは、人脈が広がること。
幸運なことに在ベトナム大使館はさまざまな省庁や民間企業からの出向者がいらっしゃったため、普通出会えない方々と一緒に仕事をさせていただきました。
将来を考えるためにも、それぞれのポジションでの考え方を知るためにも有難い存在であり、帰国後も沢山の方が沖縄に遊びに来てくれたり、ベトナムフェスティバルで集まったりと、日本でも同じように関わらせていただけるのは、私の財産です。

*今後の目標やキャリアプランを聞かせてください。
ベトナムを始めとする海外に日本の家具や日用品、そしてサービスを提供して、より多くの人の暮らしを豊かにする。』という目標があります。そのため、外国籍の方が多い沖縄でオペレーションを学び、いつかオペレーションかバイヤーとして海外で働きたいと考えています。

派遣員を目指す方へメッセージをお願いします。
派遣員はどのタイミングで採用されたとしても、必ず今のあなたを強く、そして成長させてくれる期間になると思います。楽しくても辛くても任期があるので、人生の中の2年を海外でチャレンジすることは、今後の自分の武器になること間違い無いです。
一人でも多くの人が目標を達成できることを心から応援しています!

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