OB・OGメッセージ

派遣員 デトロイト総 渡邊一馬さん

米国・ミシガン州

一般事情

ミシガン州
面積:
240,493平方キロ(うち陸地147,122平方キロ)(総面積は日本の本州より少し大きい/全米50州中11位)
人口:10,037,261人(2023年1月/全米10位)
在留邦人数:約13,000人(2023年10月)
日本との姉妹都市:28
日本との友好都市等:2
姉妹図書館:1
              在デトロイト日本国総領事館HPより

国際連合本部への応援出張

プロフィール

氏  名:渡邊 一馬さん
赴任公館在デトロイト日本国総領事館
職  種:派遣員
在職期間:2023年3月~2025年3月 

ご赴任前は何をされていましたか?簡単に教えてください。
南山大学外国語学部スペイン・ラテンアメリカ学科の学部3年生でした。

*帰国後のご状況を教えてください。
帰国後は大学に復学し、4年生として授業をはじめとする学生生活を送っています。現在は卒業に向けて学業に取り組みながら、来年4月から国内メーカーへ就職する予定です。

*派遣員制度はどのようにお知りになりましたか?
同じ大学の先輩方が派遣員として活躍されていたことをきっかけに制度を知りました。また、大学内で開催された派遣員説明会にも参加し、具体的な業務内容や魅力について理解を深めました。

*派遣員を希望した理由は何ですか?
派遣員として活躍されていた先輩からお話を伺い、制度に強い関心を持ちました。直前までアメリカに留学しており、そこで培った語学力をさらに向上させたいという思いがあったことに加え、大学卒業までに留学とは異なる形で海外での経験を積みたいと考え、派遣員制度に応募いたしました。

*担当事項・業務内容等、実際に現地でされていたお仕事について教えてください。
官房班に所属し、館員の離着任支援、外交貨物の取扱い、配車管理、便宜供与などの業務を主に担当しておりました。また、広報文化班を兼務し、JETプログラムや広報文化イベントの補助のほか、SNS発信やホームページの更新等も担当しておりました。管轄地域内で国際会議等が開催される際には、通常業務に加えて来賓対応や関係機関との連絡調整など、臨時的な業務を担当しました。管轄地域内では在任中にAPECなどの大規模国際会議が開催され、さまざまな関係者と関わる貴重な経験となりました。また、管轄地域外への応援出張の機会もあり、在米日本大使館や国際連合日本政府代表部に赴くなど、幅広い業務に携わることができました。

*実際に経験されて、派遣員の魅力はどんなところだと思いますか?
派遣員の魅力は、多様な業界の方々と交流し協働できる点にあります。業務を通じて、大使館、総領事館員や本省職員をはじめ、民間企業や各分野の専門家と関わる機会が多く、幅広い知見を得ることができます。また、国際会議などの大規模イベントに参加する中で、国際的なマナーや他国の働き方を直接学ぶことができるのも大きな魅力です。さらに、派遣員は即戦力としての役割が求められるため、責任感とやりがいを強く感じながら業務に取り組むことができます。その過程で、臨機応変に対応する柔軟性や、どんな状況にも動じない胆力も自然と身につきます。任期を終えた後も、現地で築いた人脈が貴重な財産となり、将来のキャリアにおいても大きな糧となる点も、派遣員制度の大きな魅力だと感じています。

*今後の目標やキャリアプランは?
来年4月からは国内メーカーに就職する予定です。今後は、派遣員としての経験で培った胆力や人脈を活かしながら、常に海外とのつながりを意識して仕事に取り組みたいと考えています。将来的には、駐在などを通じて海外で働く機会を得て、さらに視野を広げ、日本と世界をつなぐ役割を果たせるような人材を目指していきたいです。

*派遣員を目指す方へメッセージをお願いします。
派遣員としての日々は刺激にあふれ、同じ一日が二度とないほど変化に富んでいます。多様な人々と関わりながら仕事をする中で、在外公館の一員として日本と海外の両方の姿を間近で感じることができます。即戦力として期待されるプレッシャーを感じる場面もありますが、その分、二年間で大きな成長を実感できる貴重な経験となります。将来のキャリアを考える上でも大きな糧となる経験ですので,

世界を舞台に新しい経験を積みたい方は、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。

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